加藤朝鳥訳「柬埔寨の月」
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セクストン・ブレイク・シリーズ第一弾! 今、ここに蘇るセクストン・ブレイク探偵 加藤朝鳥の翻訳で、「柬埔寨(カンボジア)の月」を初の単行本化 初出→『週刊朝日』大正12(1923)年1月1日号~6月3日号 新書版152ページ・解説 湯浅篤志 (ヒラヤマ探偵文庫19 2022年4月発行) ★セクストン・ブレイク探偵と言えば、イギリスではシャーロック・ホームズと並んで、皆に愛された物語上の名探偵である。セクストン・ブレイクがイギリスの探偵小説界にデビューしたのが、1893(明治26)年のことであり、ハリー・ブリス(Harry Blyth)の書いた「失踪した百万長者(The Missing Millionaire)」という冒険小説からであった。 その後、セクストン・ブレイクを主人公とした物語がさまざまな雑誌に書き継がれたのは、欧米の探偵小説好きの人々にはよく知られていることである。1970年代後半まで、200~300人の作家たちによる4000あまりの物語が生まれていた。一人の作家が紡ぎ出す名探偵の物語ではなく、数多くの作家たちによって創作された探偵物語だったのであり、そこにセクストン・ブレイクシリーズの特徴があるといえるだろう。さらに、それらの物語を原作にして映画やラジオドラマ、テレビドラマも制作されて人気を博していた。また、イギリス以外の国でも、たくさんの作品が翻訳、出版されていた。 ★「柬埔寨の月」は、冒険活劇に属する物語だといってよいだろう。旧都プノンペンの財宝が稀代の大悪党バシル・ウィクショウたちに盗まれてしまった。カンボジアのサナワト王が大探偵セクストン・ブレイクを英国から呼び寄せて、捜索を依頼。そこに、ブレイクの友人マルコルム・グレーとカンボジア王の姫ラオチバとのラブロマンスもからみ、大冒険が始まった。カンボジアの大自然を舞台にブレイクと助手のチンカーの活躍はウィクショウたちを追い詰めていく。